私は昭和11年6月9日生まれ(1936年)65才です。平成5年3月より名古屋市にありますS病院にて腎不全保存期の治療を開始しました。当時S院長先生の義父の方の紹介にて当病院の御世話になることになりました。
この病院では自己管理栄養指導などの教育を受け、現在自己管理が出来るのも当時の教育のお陰と感謝しています。S先生は世界腎臓学会を名古屋ホテルキャスルにて行われた偉い先生です。その後院長を辞められ、アメリカのシアトルに有りますワシントン大学の教授を2年間務められ、現在は東海大学医学部教授です。
S先生の紹介にて現在透析を御世話になっていますB市のT病院に転院しました。透析開始は平成7年4月21日、現在6年と8ヶ月透析を行っています。
平成13年5月17日に2カ所手術を行いました。
【編者註:K.Yさんは癌家系で一族に癌の方が多くありますが、K.Yさんも左副腎に腎臓癌が発見されて、腎臓の摘出手術を受けておられます。またこの時併せて人工透析との関連で副甲状腺3個摘出の手術も受けられました。】
平成13年9月末日より非常に酷い不眠状態になり、その後身体中が電気が走るようなビリビリ感が毎日続きました。
T病院では透析担当はU院長先生とT副院長先生です。院長先生と腎臓内科の先生(K大学研究所より2名、週2日、月曜、木曜は外来診察)に相談しましたが、現在では睡眠薬以外にクスリは有りませんと言われました。
平成13年10月6日に以前、平成5年頃御世話になりました浅井東洋鍼灸療院に行くことをU院長先生に話しをしましたら、鍼も一方法ですのでそれも良いでしょうと言われ、10月6日より毎週火、木、土気功鍼を現在も浅井保彦先生の御世話になっています。
気功鍼については鍼をつぼに刺すときは無痛ですが、気を入れて貰うときはもの凄く痛みを感じました。そんなときは足の指先のつぼから、痛みの少ない脹ら脛のつぼに鍼を差し替えて貰うこともありました。しかし治療が進むに連れて気功鍼も痛みを感じなくなりました。
【編者註:筋肉の緊張が強いときは鍼から気を送るとき「ヒビキ」という一種の痛みのような感覚が生じます。K.Yさんは最初異常に「ヒビキ」が強く過敏な状態でしたが、治療が進むに連れて緊張が解けてきて「ヒビキ」も減少していきました。】
気功鍼の治療の時、背中に間接灸を行って貰うのですが、最初は全く熱を感じませんでした。暫くしてお灸が極端に熱く感じ耐えられないようになり、その後次第に熱い感じから温もりを感じるような感覚に変わっていきました。
【編者註:いつも同じ灸をするのですが体調によって灸の熱さが異なって感じられることを示しています。当初熱刺激に対して無感覚であったり、過敏であったり異常な反応を示していましたが、次第に正常な反応に変わっていきました。】
10月7日よりレイキ療法を7回受けました。10月7日にレイキを受けてあのビリビリが一時的に止まるのを経験しました。以後毎回気功鍼の後に霊授をして貰って自分でもレイキが出来るようになりました。 【編者註:霊授は宇宙エネルギーが手から出るようにする方法の1つです。】
5時間の透析の間は左手は透析の針が刺してあって自由になりませんが、右手は自由になりますので右手の届くところにはくまなく手当てしています。日常にも時間が有る毎に手を体に当てるようにしています。
その結果自律神経が興奮してビリビリしていた状態が次第に改善してきました。しかし手を当てないところはビリビリしたり、ストレスを伴う仕事をすると全身がビリビリしてくる事も分かりました。
【編者註:以上からも分かるようにK.Yさんの全身のビリビリ感やそれに伴う重度の不眠は、全身の異常な緊張が原因であったことが推測されます。従って現在も緊張を伴うような仕事をされるとビリビリ感が再現してきます。レイキも気功鍼もこういった心身の緊張をほぐし、全身の血流を改善して精神の安定に大変寄与していると考えられます。】
毎月第1月曜日と第3月曜日に血液検査がされます。先日透析室室長さんにレイキを始めてから非常に体調が良くなったと言いましたら、一度検査データを調べますからと言われ、メモに私のデータを書いていただきました。中性脂肪値(TG)が8月132、9月118、10月166、11月93、12月83と2桁に下がっているのを見られて、「食事を変えられましたか」と言われ、私は「別に以前の食事と変わりが有りません」と申し上げました。面白いことに10月始めからレイキと気功鍼を続けていたら、食事を変えていないのに数値が下がってきたのです。室長さんは「血液がサラサラに変わってきましたね」と言われました。
また私は10年くらい前から便秘で幾種類かの便秘薬を使ってきました。そして便秘薬を使うと今度は下痢状態になるという状態でした。ところがレイキを始めてから10年ぶりに排便が自然な状態になって快便となり、T病院からの薬もいらなくなりました。これもレイキをすると凄く腸が動くことと関係有るようです。
【編者註:レイキと気功鍼で心身の緊張が取れて体の働きが正常化するに連れて、体の中で脂肪がエネルギーに転換されて、体内でのエネルギー消費が順調に進むようになった結果、中性脂肪が減少してきたのであろうと推定されます。以前ある34才の女性がレイキを始められて、短期間の間に体重が70sから58sに12s減少して肥満から標準体重に変わり、体脂肪が55%から36%に劇的に減少した例がありましたが、この女性の場合も腎臓や大腸の働きが良くなって小便や大便の出が良くなったのが観察されました。それ故今回のように長年の便秘が解消することも当然考えられます。今回のように中性脂肪値のような生理学的数値にも影響を与えることは、全身に数pもある脂肪腫が多数出来るという奇病の方について、やはりレイキをされるようになって中性脂肪値が下がり、数年をかけて徐々に脂肪腫が小さくなったり、無くなったりしつつあるのが観察されている例も有ります。】
先日もT副院長先生の話の中に、人体の中に気を入れてから血液検査すると白血球の細胞免疫機能が気を入れないときより、気を入れたときの方が2割程度増すという結果が有ると教えて下さいました。やはり気のエネルギーは凄い効果が有るのだと思いました。
現在浅井東洋鍼灸療院の浅井保彦先生のアドバイスにて、毎日30分以上の歩行を月、水、金としています。毎週木曜日には一宮市ホリディスポーツクラブにて1時間の気功をします。また火、木、土、日はこのクラブのランニングマシンにて、スピード1時間当たり4qで30分約2q歩行します。消費カロリーは104です。
スポーツクラブの気功は2回指導を受けました。足は素足で服装は夏と同じです。約45分ゆったりした動作で行います。不思議なことにゆったりした動作なのに全身汗ビッショリになり、体操終了後生徒同士が掌を翳しながら気を出し合います。事実掌の真ん中がびりびりします。これが気だそうです。
【編者註:腎臓病では下半身の血流を確保することが大変大事であると考えています。その為には歩いたり気功をするなど人間にとって基本的な動きで、下半身の運動を行って下半身の血流を確保することが大変好ましいと考えてお勧めしました。現代人は頭脳の使い過ぎと歩行不足で、どうしても下半身の血流が不足して、頭に血液が集中する冷えのぼせになりやすいですが、これは不健康の象徴であり、昔から言われている頭寒足熱の状態が推奨されると思います。なぜなら脳はエネルギーを消費するだけの場所で、腹はエネルギーを作るところであり、頭が涼しくて下半身が暖かいときは、使うエネルギーが少なくて作るエネルギーが多い状態を示すので、自ずからエネルギーは潤沢となり余剰が出てきて、健康は改善される方向に向かうと考えられるからです。】
私は自宅にもサウナをもっていますので、以前は入浴もサウナに入り発汗させて減量するようにしていました。
【編者註:透析の患者さんは尿が出ないので食事として取った水分を、成る可く尿以外の方法で減量しておかないと、透析の時の負担が大きくなり大変身体に負担を与えます。従って排尿の変わりとして各種の方法で発汗させて減量し、透析での体重の変化を最小限にすることが推奨されます。K、Yさんはこの点についても大変模範的に自己制御しておられます。】
サウナは確かに上半身熱くなって汗は出ますが、下半身は熱くなりません。またクラブでサウナに入った後水泳もしていましたが、水泳は身体を冷やすので止めました。
【編者註:東洋医学では腎臓は冷えに弱く、腎臓の患者さんが下半身を冷やすことは、体に負担をかけるので良くないと考えられます。】
入浴は足より時間をかけて入って半身浴に変えました。この方法での発汗で1.2sの除水が出来ます。喉の渇きは自宅から少量の氷を持参し我慢しています。
【編者註:K.Yさんはサウナと水泳を止めて、半身浴と30分以上の夜の散歩と週1回の気功に変えられて、一層体調が改善しているようです。】
T病院では毎週月、水、金の透析は2本針にて5時間行っています。ドライウエート62s、1時間当たり除水量最小250t最大450t(昼の食事の摂取量を含む)で自己管理しています。平成13年12月19日よりドライウエートを61.0sに変えることにより、血圧や心胸比も一層改善し更に快調です。
最後に私の透析生活を纏めます。
「1」毎日レイキ療法をしている。
「2」週3回気功鍼を受ける。
「3」週1回スポーツクラブで気功をする。
「4」週4回の半身浴をする。
「5」毎日30分以上の歩行(散歩)をする。
「6」マイナスイオン発生装置付きの空気清浄機の部屋で生活する。車にもマイナスイオン発生装置を付ける。
「7」口に入れる水は全て電子水を使用している。
「8」トルマリン入り繊維のベッド(マイナスイオン)で寝る。
「9」食事に気を付ける。特にK(カリウム)やP(燐)の多いもの要注意。
「10」最近ハッピーストーン(マイナスイオンの出る不織布)を透析中使用することで一層快適。
コメント・・長期の透析を受けておられる患者さんは、色々と透析に伴う副作用に悩まされることが報告されています。本質的には人工腎臓の機能は自分自身の本来の腎臓に及ばなくて、透析しても十分不要な物資が抜けきれないからだと言われています。
また十分そういった不要成分を抜こうとすると、必用な物質まで抜けてしまってやはり調子が悪いと言うことで、以前に比して大幅に人工透析の技術が改善されたと言っても、大変であることに変わりはないようです。
K.Yさんも恐らくそういった長期透析患者さんに見られる症状の一部と思われる不定愁訴として、全身のビリビリ感としつこい不眠に悩まされ、西洋医学でも睡眠薬や精神安定剤以外に方法が無く、途方に暮れておられる状態でした。
しかし以前気功鍼を受けられたのを思い出されてご来院頂いたのですが、私はこの症状には細かいエネルギーで浸透度が高いレイキのエネルギーが最適であると直感的に感じました。案の定レイキをすることにより急速に症状が安定化していきました。
K.Yさんは子供のような純真さと好奇心と人への思いやりを持った素晴らしい方で、ご自分がこうして改善すると自分の周りで悩んでいる方にも早速知らせてあげたくなるという志の高い方です。
またK.Yさんの奥様もご主人のために少しでも役に立ちたい、更には将来は透析の患者さんのお役に立ちたいと言う志の高い方でレイキの講習を受けられて、ご主人手の届かない背中などにレイキをしてあげておられます。またご主人の散歩にも付き合われて仲良く毎日一緒に散歩を始められたようです。
K.Yさんは人工透析という厳しい環境に置かれながらも現在活き活きとして、どうしたらより快適に過ごせるかを探求され、透析患者の方々が少しでも健康に長生きしていただけるようにと、自分の体験を皆さんに率直に話しかけられて、毎日を充実して生活しておられる姿をお見かけすると、人間は心がけ次第でどんな環境にあっても幸せに生きることは可能であることを、K.Yさんの生き様を通じて教えられ感動をしています。
慢性腎不全から腎臓癌という最悪の状態をも乗り切って、自分も活き活きしながら、他者のために生きることに生き甲斐を見いだされているK.Yさんの崇高な思いに、心から賛辞の気持ちを捧げたいと思います。
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